2010年4月4日日曜日

iPad、米で発売。イノベーションの新たな波。




iPad 日本語紹介ビデオ


4月3日、Appleはアメリカで「iPad」を発売しました。

実際にまだ手に取っていないのでなんとも言えない部分がありますが、この新しい機器は世界に新たなイノベーションを加速することになると思います。


簡単にいえばiPhoneやiPod Touchを大きくしたもの。米国amazonが提供するキンドル(Kindle)で読める45万冊を超える電子書籍が読める他、インターネット、メールチェック、音楽、動画、画像など様々なメディアが使えます。


この機器によって世界、特に日本に大きなイノベーションの波が押し寄せていることは確実です。

1.メディア・イノベーション ~電子書籍の普及~
米国では数年前から普及している電子書籍。日本では著作権や出版社などの影響で普及していませんでした。しかし、このiPadが発売されるということで、出版各社が電子書籍ビジネスに力を入れようとしています。
また、本だけでなく、新聞・雑誌の電子化も進んでいます。本ブログでも紹介した「日本経済新聞電子版」(http://www.nikkei.com/)が先週スタート。雑誌においても、週刊ダイヤモンドやNewsweek日本版が電子版を配信しています。(Fujisan.co.jp http://www.fujisan.co.jp/index.asp?link=header
このような流れは今後更に拡大するでしょう。

2.ビジネススタイル・イノベーション ~営業スタイルなどの革新~
iPadはパソコンに比べて手軽で、起動時間も各段に早いと聞きます。大量の資料を手に持って営業に行くことがあるでしょう。そんなとき、このiPadを使えばその資料を手軽に持ち運ぶことができます。また、資料検索も楽々にできるはず。顧客に「こんな資料を提供した方がやはり良いのではないか。」と考えた時素早く対応できるようになるでしょう。
また、社内におけるより一層のペーパーレス化を進めることができると思います。
iPadは、pdf、ワード文章(doc, docx)、エクセル関数(xls, xslx)、パワーポイント(ppt, pptx)にももちろん対応。ウィンドーズ・ユーザーでも安心して使えるはずです。


大きさは雑誌大の大きさ。デメリットとしてその重さや、iPhoneに比べて大きすぎること、そして電池による駆動時間の短さが指摘されています。しかし、これはそこまで大きな問題ではないと思います。

1.大きさと重さ
雑誌大の大きさでは大きすぎると言いますが、この機器はそもそもiPhoneのようにポケットに入れるものと異なります。視点を変えて、パソコンと比べればその薄さと軽さに納得いくことでしょう。

2.バッテリー駆動時間
10時間と公表されていますが、公表時間より少し短く見積もって9時間といったところでしょうか(公表時間ほど駆動した機器を今まで見たことがありません)。1日中ずっとiPadを触っているわけではないし、それだけ長ければ途中で充電する機会等もあるはず。自分は9時間あれば十分だと思います。


自分が考えている以上にイノベーションを巻き起こすかもしれません。


ただ、少し気がかりなのが「情報格差」がより一層進んでしまうこと。これはiPadだけに限りませんが、現在IT革命が進行する中、ITに強い人はその恩恵を十分に享受できると思いますが、「そんなのわからん!」と言う人は相対的に手に入れられる情報などが少なくなります。近年、その差がどんどん大きくなってきているような感じがしてなりません。

「その人が覚えないから悪い」という意見も正しいように思えますが、「そんなのわからん!」という人にも同じような情報が提供できる仕組みがあれば、より一層良い社会になるのではないでしょうか。完全な平等は不可能だと思いますが、多少格差を縮小することはできるでしょう。


イノベーションが良い方向に向かうことに期待していきたいです。

日本経済新聞電子版、ついにサービス開始!













日本経済新聞電子版が先週からついに始まりました。

新聞購読にプラス月額1000円支払えば利用可能。また、電子版のみなら月額4000円です。

自分も早速契約しました。新聞の紙面が読めることで、インターネットメディアの弱点だった「一覧性」の欠如を克服しています。切り取り記事を印刷でき、保存できるのはとても嬉しい機能です。使い方次第で自分のパフォーマンスを大きく上げることができるでしょう。



近年、インターネットの発達により、紙媒体メディアは収益面で大きな苦戦を強いられています。特に新聞の広告高は雑誌に次いで大幅に減少。インターネットに広告高を抜かれました。(電通)http://www.dentsu.co.jp/marketing/adex/adex2009/_media.html

2009年度決算では、当日経も赤字転落。朝日新聞も赤字となり、読売新聞は純利益は黒字を確保したものの、営業利益は赤字でした。(ブルームバーグ)http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=apNMD4IKawOg

米国で新聞大手が破たんしたのは記憶に新しいですね。新聞業界は今、苦境に立たされ、改革を強いられています。

そんな中で日経が先立って始めた今回の電子版は、日本新聞界改革の先頭に立ったといえるでしょう。



ただ、値段が割高なのが気がかりです。米国の同じ経済紙WSJ日本版(ウォール・ストリート・ジャーナル)は月額1980円。米国のWSJだと、1週間たったの1.99ドルです。日経はかなり強気な価格設定だといえます。

「『良質なコンテンツはタダじゃない』というのが我々の考え方。『ネット上の情報は無料』というこれまでの観念とは違う考え方で取り組んでいきたい」

2月24日の記者会見で日経喜多社長は言いました。



今月末にはついにiPadが発売します。ついに日本でも、メディアの電子化が一気に広がる気運が広がりつつあるのは確かです。タイミングとしては最高でしょう。



ITによるあらゆるものの進化は止まることを知りません。自分たちは今、「第3次産業革命」ともいえる新たな時代の変わり目にいるようです。この革命が良い方向に向かうことを願うばかりです。

「美点凝視」の極み

「美点凝視」
【意味】人の良いところを良く見ること。凝視すること。


これは最近知った言葉の中で一番お気に入りの言葉です。


人の悪いところではなく、良いところを良くみること。

人の悪口ばかり言っていいことはありません。なぜ悪口を言うか考えてみると、自分自身を守りたいがために、他人を蹴落とそうとしているからではないでしょうか。ですが、それは信頼関係の悪化に繋がり、お互い悪く見合うことによる「悪循環」が生まれてしまいます。更に、相手を「減点法」で見ることによって、「自分もこうしてはだめだ」というネガティブな考えになってしまうかもしれません。


しかし人の良いところを見つけ、褒めたりすることを心掛ければ、相手にとっても気持ちが良いもの。自分自身も観察眼が身に付き、相手の笑顔を見て喜びを分かち合い、常にポジティブな考えを持つようになることができます。まさにWin-Winの関係といえるでしょう。


実は、この「美点凝視」で「脳」のパフォーマンスを上げることができます。林成之著『脳に悪い7つの習慣』(幻冬舎新書)によると、A10神経群という「感情」を作りだす脳を活性化させることによって、理解力、思考力、記憶力が上がると書かれています。人の良いところを見つけ、「人を好き」になることで、脳のパフォーマンスが上がるのです。


証券会社の元トップセールスマンが書いた津田晃著『どんな人にも大切な「売る力」ノート』(かんき出版)には美点凝視の大切さが記されています。トップセールスマンは営業をする上で「美点凝視」を大切にし、結果を残しています。そして自然と「脳」を有効活用する方法を身につけていました。さすがです。


減点法ではなく加点法。そのために、「美点凝視」。これはどんな事をやるにせよ、大切なことのように思えます。


ただ、どんなに頑張っても好きになれない人、馬が合わない人はいるものです。そんなときには割り切って付き合うことも必要なのかもしれません。ですが、そんな人に対しても「美点凝視」は続けていきたいものです。






レビュー『脳に悪い7つの習慣 』 林 成之



著者は北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」の講義を行い、その結果に大きく貢献した日本大学総合科学研究科教授。

茂木健一郎をはじめ、最近脳の活用法について書かれた本が多いが、読んだのはこれが初めてだ。

脳に悪い習慣がある。そして良い習慣がある。

悪い習慣の例は、「興味がないと物事を避ける時」や、「『嫌だ』『疲れた』と愚痴を言う時」である。
良い習慣の例は、「笑顔をつくること」、「目的意識を持って一気にゴールへ駆け上がること」である。

なんとなく「こんなことやったらいいんじゃないか。」ということは多々あるが、この本はその「こんなことやったらいいんじゃないか。」という行動に科学的根拠を与えてくれる。


悪い習慣をやめて良い習慣を身につける。
難しようで難しくないこと。それだけで、人生は大きく変わる気がする。

2010年4月1日木曜日

レビュー『カリスマ塾長が教える 一冊の手帳で試験に合格する勉強法』 伊藤 真



勉強の仕方が下手な自分。金融業界に身を傾ける自分にとって、勉強は死活問題である。
もっともっと効率的に勉強できればスキルがUPするのに。。。


そう思って手に取ったのがこの本。

んん。。カリスマ講師といわれる伊藤真でも、様々な工夫があって初めて「カリスマ」「天才」といわれるんだなと実感。

手帳を最大限に活用することで、「時間管理」はもちろん、「モチベーションの維持」や「勉強の効率化」がここまで図れるとは驚き。

手帳の活用法のみならず、伊藤真が経営する伊藤塾で、熟生が実践している勉強方法の紹介もおもしろい。


「天才」になれるかどうかは、資質ももちろんあると思うけれども、大部分は努力と工夫次第だと思う。この本は後者をひき立てる手助けをしてくれる。

自分も頑張らなきゃ!

レビュー『「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】』 小宮 一慶



簿記の資格を取るために勉強をしていたが、実際は覚えるばかり。実際にどのようにして財務諸表から会社を分析していけばいいかよくわからなかった。

だが、この本には簡潔にその方法が記されている。

財務諸表を読む上での優先順位、その見方や背景。会計のみならずマクロ経済についても少し述べられている。

いわゆる「教科書」のようなものではなく、本当に読みやすい。色々な実例が掲載されて、内容の具体像をつかみやすくしている。さらに、前後を何度も確認するような表現が何度も使われるので、話の前後を確認しやすく、理解を深めやすい。


小宮一慶の本を読むのはこれで2冊目。小宮さんの本は、いつも難しいことをわかりやすく解説してくれるのでお気に入り。

ただ、ある程度簿記の知識がないと読めない本。「簿記の知識を活かしたい!」という人にお勧めだ。

2010年3月30日火曜日

レビュー『どんな人にも大切な「売る力」ノート』 津田 晃




最近、これまでになくビジネス書を読みまくっている自分。
これから社会に出る自分にとって、直接結びつくことがぎっしり詰まったビジネス書は読み応えがある。

この本はその中でもお気に入りの一冊。


著者は最少年で役員に就いた元証券マン。
自分が将来行う仕事に、まさに直結する内容である。

様々な困難や喜び、そして工夫や思考を様々なエピソードを交えて77本の教えが書かれている。
文中には様々な格言も紹介され、とても勉強になった。

一例として「超一流のプロ社員とはどんな人?」という節にて紹介されている格言。

三流の人は、人の話を聞かない。
二流の人は、人の話を聞く。
一流の人は、人の話を聞いて実行する。
超一流の人は、人の話を聞いて工夫する。

是非とも超一流を目指していきたい。