岡田克也氏と鳩山由紀夫氏。
日本中が注目しているこの選挙。是非とことん議論していただきたいものであるが、この選挙は果たして民主党、ないしは日本政治にとって吉とでるのだろうか。
今回の代表選でキーワードのように繰り返される「小沢路線」。
小沢路線を継承するのか否か。そればかりだ。
マスコミがそう騒いでいるだけなのかわからないが、選挙が非常に単純化しているように思えてならない。
本質的な部分はもっとあるはずだ。
どんな日本にするべきかざっくばらんに話し合うべきであろう。
そして、国民自身も考える良いチャンスであろう。
小沢路線だとか、その人の人柄がいいだとか、そんな単純なことではなく、この人は本当に日本を救ってくれるのかどうか。じっくり考える良いチャンスである。
しかし、残念ながら民主党代表はじっくり考える間もなく、鳩山由紀夫に決まりそうだ。
「小沢路線」の継承という単純な響きの前に多くの人が疑問を呈さない。
きっと選挙期間が極端に短いということもあるのだろう。
もっと議論をすべきだ。
誠に残念な選挙である。
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