2009年5月16日土曜日

民主党の行方

今日、民主党の代表選が行われる。

岡田克也氏と鳩山由紀夫氏。

日本中が注目しているこの選挙。是非とことん議論していただきたいものであるが、この選挙は果たして民主党、ないしは日本政治にとって吉とでるのだろうか。

今回の代表選でキーワードのように繰り返される「小沢路線」。
小沢路線を継承するのか否か。そればかりだ。
マスコミがそう騒いでいるだけなのかわからないが、選挙が非常に単純化しているように思えてならない。

本質的な部分はもっとあるはずだ。
どんな日本にするべきかざっくばらんに話し合うべきであろう。

そして、国民自身も考える良いチャンスであろう。
小沢路線だとか、その人の人柄がいいだとか、そんな単純なことではなく、この人は本当に日本を救ってくれるのかどうか。じっくり考える良いチャンスである。

しかし、残念ながら民主党代表はじっくり考える間もなく、鳩山由紀夫に決まりそうだ。
「小沢路線」の継承という単純な響きの前に多くの人が疑問を呈さない。
きっと選挙期間が極端に短いということもあるのだろう。

もっと議論をすべきだ。
誠に残念な選挙である。

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