2011年9月10日土曜日

<鉢呂経産相>辞任 繰り返す閣僚の辞任

「死の町」
「放射能を付けたぞ」

福島県を訪れ、こんな言葉を残した鉢呂経済産業大臣が辞任した。

閣僚の失言。

日本の閣僚は失言によってよく辞任する。


原因は
①政治家のモラルが低い。
②党内融和を先行する素人内閣が多い。
③メディアが大きく取り上げ、国民もそれに過剰に反応する。


②については前投稿に詳細を述べた。私が今回危惧するのは③である。


一度失敗した時、新たな信頼を取り戻すのは非常に難しい。
いくらその人がすごくても、一度失敗をしてしまうと信頼を取り戻すのは非常に難しい。
平凡で何も問題を起こしていない人の方が相対的に信頼を得ることになる。
だから少しでも失敗すると、大きな命取りである。
日本ではそれが顕著。


だが、過剰に反応しるぎるのもどうかと思う。

確かにモラルを欠いている。
間違いなく被災者の気持ちを逆なでしている。


しかし、視点を変えると大臣が頻繁に交代して国政が麻痺することも大きな痛手である。
国益を大きく害している。


その最も足るのが内閣総理大臣の頻繁な交代だ。


日本国民はもっと全体的な視点で物事を判断する必要がある。
失敗は誰にでもある。もう少し寛容な心が必要なのではないか。

0 件のコメント:

コメントを投稿