『LIAR GAME』(ライアーゲーム)は、甲斐谷忍による日本の漫画作品。その劇場版、『LIAR GAME -The Final Stage』を見た。
この作品はドラマにもなっている人気漫画であるが、私は漫画もドラマも見たことがない。レンタルビデオショップで予告編が頻繁に流れていたので、興味が沸いて手にとった。
この物語は、ある正体不明の「事務局」が数億円のお金を掛金とするゲームに主人公ナオが巻き込まれていくもの。勝てば数億円が手に入り、負ければそれが負債となって必ず返さなければならなくなる。様々なステージを乗り越えてきた参加者が、この劇場版でついにファイナルステージに突入することとなった。
参加者は頭脳を駆使してお互いを騙し合い、賞金を手に入れようと躍起になる。今回の賞金は50億円だ。
この類の映画は最近多いが、やはり面白い。ゲームには様々なルールがあり、そのルールを上手く使ってゲームを支配していく。参加者の欲望。この映画の参加者達の行動は決して非現実的なものではないだろう。
人間の欲望というのは時に自分を躍進させるのに大きな役割を果たすときがあろう。しかしその欲望は他人をけ落とし、約束を破り、自己中的存在へと人を変えてしまう。
今回のゲームの名は「エデンの園」
アダムとイブから始まり、人間は本当に欲深き存在であると実感させられる。
ただ、ラストシーンでは信頼し合うことができた。単なるサスペンスではなく、色々と考えさせられるものだった。
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