今日TSUTAYAのオススメコーナーに映画『PAIRATES of SILICON VALLEY』という映画があった。スティーブジョブスとビルゲイツの歩みについて描かれた映画だ。
二人の偉大な経営者が行った事業はまさに世紀の革命であり、世の中を大きく変えた。今私がこのようにPCを使ってブログを書いたりすることができるのも、この2人のお陰である。
コンピューターを世界で初めて大衆に販売して成功を収めたのはマイクロソフトではなく、実はアップルコンピュータ(現アップル)だ。この映画によると、ビルゲイツがスティーブジョブスに近づき、発売前のマッキントッシュを借入れ、改良して先行発売したのが「ウィンドウズ」である。先にマーケットを手にしたウィンドウズは市場において優位に立ち、アップルを大きく引き離した。そして、CEOビルゲイツは世界一の大富豪となったわけである。
この映画は最後の勝者はビルゲイツであると締めくくられる。スティーブジョブスの独裁性も強調され、暴君の成れ果てとしてスティーブジョブスは哀れに映しだされていた。
しかし、2011年現在はどうだろうか。アップルがインテルを搭載したコンピュータを発売し、iPod、iPhone、iPadを発売し記録的なヒットとなった。ジョブスは新たな革命を起こしたのだ。そしてマイクロソフトの時価総額をアップルが追いぬき、今や世界No.1のIT企業としてその地位に居座るのはアップルであり、スティーブジョブスである。
コンピュータ自体、ウィンドウズよりアップルの方が私は好きだった。ジョブスの「美」の追求が生み出したかっこいいコンピュータの数々。インターフェイスの美しさ、そして使い勝手の良さ。コンピュータとしてはウィンドウズよりもアップルの方が私は好きだ。
ジョブスはビルゲイツにやられた。マッキントッシュを改良したもので市場を独占することで、ウィンドウズ帝国を創り上げた。その帝国は世界中に浸透しているため、なかなか崩すことはできない。しかし、真に優れているものはいつか必ず認められるものだ。マッキントシュの販売は徐々に回復。iPhoneを初めとする素晴らしい製品群は世界を席巻する。
短期的にはわからぬが、長期的に考えれば基本的に優れているものは必ず勝つ。
アップルとマイクロソフトの両者は上記の言葉をよく現している。
今ジョブスは病気が悪化して休養中だ。回復することを願いたい。
そして、私自身も次の未来に革命を起こすことができるようなことをしたい。
若かりし頃のスティーブジョブス。かっこいい。
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