2008年12月27日土曜日

Nの報道

就職活動中。
マスメディアに興味があり、新聞・テレビ各社を回っているところだ。
そんな中、今日は日本で最も代表的であるN社の方とお話できる機会を得た。

N社の報道力は他社を圧倒している。

Hステーションのある解説員がいわく、
「ネタは数字が取れそうにないと採用されない。そこが新聞と報道が違うところだ。」
しかし、N社は違う。
「社会のためになるニュースだと判断できれば放送する。」
こんなスタンスにも関わらず、N社は視聴率で他社を圧倒しているから驚きだ。
その報道姿勢に対しての信頼感が大きいのだろう。

ニュース番組で新聞を使わないのもN社のみである。
ニュースで新聞を使うのは、取材力が足りないからだろうか。
海外ではニュース番組で新聞を使うことはなく、訪れる外国人は日本のそういった報道に驚いていた。

民放各社は数字を取るために様々な演出を加える。
しかし内容が誇張されては、報道として本当に良いものができるのだろうか。
完全に「客観的」に報道するのは難しいにしても、できるだけ「主観」を取り除くのが筋ではないか。
数字を重視するあまり、報道の本質から少しずれているのではないかと感じた。

M新聞は編集者が記事を決める時、必ずN社の「ニュー○7」を見てから決めるという。
そのニュースの信頼度は相当なものだということが伺える。

今後もこのN社が今のような報道の質を保って欲しいと願うばかりだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿